世界のどこにいても
自分探し、とよく言うけれど。
本当の自分を探しに、なんて言って旅を続けたりもするけれど。
自分って、自分の中にしかいない。
住む国を変えたところで、自分が変わろうとしなければ、なんにも変わらない。
それが、わたしが二度海外生活をしてみてつくづく思ったことです。
“この自分の目”で見たこと、“自分の心”で感じたことのすべてが、実際に、この世界だから。
海外に行っても、好きなことや生活のパターンがあまり変わらないように。
つき合う人々との距離や行動の仕方も、それまでと同じようだったり。
どこで暮らしても、何をしていても、外側からの影響は多少受けるにしろ、きっと根っこのところはあまり変わらない。
だからこそ、その“根っこ”が大事。
どんな気持ちで、どんな物の見方で過ごすのか。
それが、この目の前の世界をつくるのだから。
逆に、自分のとらえ方次第でまわりの景色は変えられるということ。
あなたは、どんな世界に住みたいですか……?